リウマチの治療・症状でお悩みの方へ

現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、関節リウマチの症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

関節リウマチの標準治療(1)

現代医療の関節リウマチの標準治療(早期治療)は

  1. 1.抗がん剤(メソトレキセート)や副作用の強い抗リウマチ薬(疾患修飾性抗リウマチ薬、(生物学的製剤)などを最初に使います。
  2. 2.ステロイドや抗炎症薬を補助的に使う。

という治療方針になっています。これは早期に関節破壊がすすむので、早めに抗がん剤などの作用の強い医薬品で、炎症を抑えないと、進行したあとでは手術する以外に手のほどこしようがないからです。

医療先進国の米国の関節リウマチ治療ガイドラインでは、「関節リウマチと診断された患者に対して、診断から3カ月以内に抗リウマチ薬を開始するべきである。」となっています。

米国で使用される抗リウマチ薬は、メトトレキサート(日本での商品名:リウマトレックス)、レフルノミド(アラバ)、スルファサラジン(日本での一般名:サラゾスルファピリジン、日本での商品名:アザルフィジンほか)、ヒドロキシクロロキン(日本未承認)、エタネルセプト(エンブレル)、インフリキシマブ(レミケード)、アダリムマブ(日本未承認)、アバタセプト(日本未承認)、アナキンラ(日本未承認)、リツキシマブ(リツキサン、ただし日本では関節リウマチは適応外)といったものです。

そこで関節リウマチの治療薬として何を使用するかという問題が出てきます。抗リウマチ薬の比較検討した報告((21)2007.12.7参照)では、

問題は、関節リウマチの治療で使われる医薬品は非常に副作用が強いものばかりで長期の副作用はまだまだ未定ということです。したがって、現代医療の治療では、副作用と治療のバランスが大切になってきます。

抗リウマチ薬の中には、悪性リンパ腫などの発ガン性、感染症、間質性肺炎、骨髄抑制(血液が造れない)、肝臓障害、嘔吐などの全身性の副作用があります。ステロイドや抗炎症薬も同じく重篤な副作用があります。そのために関節リウマチ患者さんは、現実に普通の平均寿命をかなり下回っています。

関節リウマチの根本治療は、炎症の進展を早期に抑え、同時に炎症の原因を可能なかぎり排除することです。

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  • 関節リウマチの進行を早期に止めたい方
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