現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、関節リウマチの症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。
関節リウマチ医学最新ニュース(23)
新たな評価法で関節リウマチの早期診断が改善
抗シトルリン化環状ペプチド(抗CCP)抗体検査という新たな評価法により,早期関節リウマチ(RA)の診断・治療が改善されるとする 2 件の研究結果が,米国リウマチ学会(ACR)年次集会で報告されました。Brigham and Women's病院(ボストン)のKatherine P. Liao博士らは 関節リウマチ患者292例の電子カルテを分析した結果,抗CCP抗体検査を含めた新たな関節リウマチ診断基準により,全体的な感度が51%から74%に向上し,発症からの期間が 6 か月未満であった患者79例では,感度が25%から63%に向上したと報告しています。
抗シトルリン化環状ペプチド(抗CCP)抗体検査は、MMPの値と同じく、早期のリウマチの診断や治療経過を見るに非常に有用だと考えています。不必要な抗リウマチ薬やステロイド治療を止めるタイミングも見ることができます。日本では、残念ながら保険適応になっていません。
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